第1条 編集委員会
1.編集委員会は、編集委員長、各分科別の 3~4名の編集委員、監査1名、書記1名で構成し、理事の推薦を受け、理事会が決定し、会長が委嘱する。(但し、監査は総務理事が兼任し、書記は事務局長が兼任する。)
2.編集委員の資格は、本学会の正会員で、その専門分野で5年以上の研究経験と優れた研究実績を持つ助教授級以上の者を原則とする。
3.編集委員の任期は2年とし、研究実績の低下と、特別な事由がない時は再任できる。
4.本学会の編集委員は、原則として在任期間中、国内の他の学会の編集委員として活動することができない。
5.編集委員会は、学会誌に掲載する論文の審査と採用可否を決定し、原則として学会誌1集に付き3回(1次:審査員の選定、2次:審査結果書の確認、3次:最終掲載論文の選定)の編集委員会を開催する。
第2条 審査委員委嘱
1.審査委員は、論文1本当たり3人を原則とする。
2.編集委員会は、投稿論文について、その論文に関する専攻者の中から3人の審査員を選定して委嘱する。
3.審査委員は、投稿論文1部と審査関連書類を送付し、審査委員は、審査依頼を受けた後10日以内に論文を審査し、論文審査書と原稿を学会ホームページを通じて送付する。
第3条 論文審査
1.論文審査は、項目別評価と総合評価に分けて評価する。
2.項目別評価は、8つの質問項目について5段階で評価し、その基準は次の通りである。
A=非常に優秀(5点)、B=優秀(4点)、C=普通(3点)、D=不十分(2点)、E=非常に不十分(1点)
3.総合評価は、項目別評価を参考にし、4段階で評価し、その基準は次の通りである。
32点以上=原稿の通り掲載、24点以上32点未満=修正後掲載、
16点以上24点未満=修正後再審査、16点未満=掲載不適合
第4条 掲載可否の決定
1.編集委員会は、審査委員3人の審査結果を平均した資料を根拠とし、論文の掲載可否を決定する。
2.「原稿の通り掲載」の判定を受けた論文は、変更せずに掲載する。
3.「変更後掲載」の判定を受けた論文は、編集委員会から論文投稿者に修正勧告を通知し、論文の修正後に論文掲載をするように誘導する。
4.「修正後再審査」の判定を受けた論文は、編集委員会から論文投稿者に修正勧告を通知し、論文の修正が誠実に履行された場合に限り、論文掲載を決定する。
5.「掲載不適合」が2人以上の場合「掲載不可」と判定し、「掲載不可」の判定を受けた論文は、編集委員会では、論文掲載不可の事由を投稿者に通知する。
第5条 審査結果書の通知
1.編集委員会は、審査終了後10日以内に結果を投稿者に通知する。
2.投稿者と審査委員の個人情報は一切公表せず、論文投稿および審査に関する問い合わせは事務局を通して処理する。